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お笑い・映画業界志望者は神保町シアターの喜劇映画パラダイスで勉強を

今月15日から6月18日まで、吉本興業の神保町花月と同じビル内にある神保町シアターで、日本の往年の喜劇映画36本を集めた、喜劇映画パラダイスと題した特集上映が行われています。
僕のオススメは、エンタツ・アチャコや古川ロッパらの東京五人男、伴淳三郎のアジャパー天国、エノケンや三木のり平らの雲の上団五郎一座、由利徹のカックン超特急、フランキー堺の人も歩けば、渥美清の拝啓天皇陛下様、ハナ肇の馬鹿まるだし、立川談志やコント55号の昭和元禄ハレンチ節などです。
笑いは基本的にその時代のものですから、こうした喜劇映画も今見たら古臭く感じる部分も当然あるでしょう。
一方で、今に通じる笑いの構造や基本パターン、コメディアンの生かし方など、お笑い業界や映画業界を志望する人には勉強になるものも多いはずです。
まさに、古きをたずねて新しきを知る、です。それができる人こそ、新しいものが作れるのです。
僕が20歳前後の頃も、浅草東宝や池袋文芸座のオールナイトや国立フィルムセンターの特集上映などで古い喜劇映画を見まくったものです。同時に、まだテレビで売り出す前の三宅裕司のスーパーエキセントリックシアターとか、シティボーイズショーとか、当時の最先端の笑いのライブにも足を運んでいました。
古いものと最先端の新しいものを並行して、たくさん見てるうちに、自分の好きな笑いややりたい笑いの方向性も見えてくると思います。
笑いに限らず、音楽でも演劇でもドラマでもアニメでも、今の最先端のものだけでなく、そのルーツ的な古いものもたくさん見たり聴いたりして勉強することが何よりも大事で、そういうことをちゃんとしているかどうかは就活の面接官にも伝わるのです。

喜劇映画パラダイスの詳しいスケジュールは神保町シアターのホームページで確認のうえ、ぜひ、見に行ってくださいね。

マスコミ志望者へのアドバイス・質を高めるにはまず量から

皆さん、太田プロダクションという芸能プロダクションをご存知ですか?
片岡鶴太郎、山田邦子、松村邦洋、ダチョウ倶楽部、劇団ひとり、土田晃之、有吉、柳原可奈子、インスタントジョンソン、マシンガンズ、風藤松原、トップリードらが所属し、かつてはビートたけしや爆笑問題も所属していた、東京を代表する老舗お笑いプロダクションです。
ここ数年は、お笑い以外でも高島礼子とかの女優や、大島優子、前田敦子、小野恵令奈とかのAKB48メンバーなども所属しています。
その太田プロダクションの第一制作部長の荻野氏と僕は20年前から仕事でご一緒する機会が多く、江戸川大学のマスコミ自主講座エンタメ・コースにも講師として来ていただいています。
今週の月曜は荻野氏のご好意でうちの大学のエンタメ業界志望の学生7名に太田プロライブ・月笑の見学をさせていただきました。
火曜はマスコミ学科のマスコミ総合の時間に荻野氏に特別講師としてお越しいただき、芸能プロダクションやマネージャーの仕事についてや、マネージャーになるにはどうしたらいいか…などについて、僕との対話形式で授業を行いました。
その中で、荻野氏と僕は、エンタメ・マスコミ志望の学生はお笑い・映画・舞台・テレビ・音楽などのエンタメジャンルにかかわらず、もっともっとたくさん見たり聴いたりして勉強すべきで、質を高めるにはまず量からという点で意見が一致しました。
荻野氏も僕も、もともと自分の好きな狭い範囲のエンタメしか見ようとしないエンタメ・マスコミ志望の学生が増えていることが気になっていたのです。
例えば、EXILEや浜崎あゆみや倖田來未とかにしか興味ない人がavexの就活を突破できると思いますか?
avexに入るには古今東西の音楽にハンパなく精通し、映画やステージやテレビやあらゆるメディアのエンタメ作品やエンタメビジネスに興味を持っている、好奇心旺盛でずば抜けた行動力を持った人でないと難しいと思います。
お笑いライブにも行かず、最近のいくつかのお笑いバラエティーしか見ていないで、お笑いバラエティーのディレクターやお笑い構成作家になりたいと言っても、引き出しが少ないことはプロにはすぐ見抜かれてしまうのです。例えば、爆笑問題の太田光は立川談志やビートたけしやチャップリンやウディ・アレンや萩本欽一や太宰治や司馬遼太郎を尊敬し、それらが彼の引き出しになっているのです。本当ににスグレモノのエンタメ作品やエンターテイナーを見極める目を持つためには、とにかくたくさんのものを見たり聴いたりすることから始めるしかありません。
質を高めるにはまず量からというのはそのことです。
あらゆる音楽を聴きまくった音楽プロデューサーでなければ優れたCDは作れないし、たくさんの映画を見てたくさん勉強した監督でなければ優れた映画は撮れないのです。
まずは、とにかくたくさん見まくることです。
聴きまくることです。
読みまくることです。
調べまくることです。
考えまくることです。
ノートをつけまくることです。
足を運びまくることです。
追求しまくることです。
頑張ってください。

音楽業界コンサート制作志望者必見の番組、ロックの学園2010

今日から3夜連続で、昨年亡くなった忌野清志郎さんが校長を務めていたロックの学園を紹介する番組がNHKハイビジョンで夜10時放送されます。
今日は、先日、NHK総合でも放送された、ロックの学園2010 忌野清志郎トリビュート。
旧神奈川県立三崎高校で行われた学園型音楽イベントに、泉谷しげる、藤井フミヤら大物アーティストが結集。忌野清志郎のロックの魂を若者たちに伝え、受け継いでもらいたいと、忌野清志郎トリビュート・ライブステージを繰り広げます。
明日11日は、これがロックの学園だと題し、ミュージシャンが教室で講義をするロックの授業や、大小のステージで大物アーティストからアマチュアまでがライブを行うなどの様々なイベントの様子が紹介されます。
明後日12日は、アーティストからのメッセージ。
山崎まさよし、トライセラトップスら人気アーティストによる体育館ライブを楽しめます。

3夜とも、音楽業界やコンサート・イベント制作を志望する人は必見の番組と言えるでしょう。
学園型音楽イベントという企画性と可能性、忌野清志郎の魅力と足跡、ロックとは何か…などについて学んでください。
次にこのイベントが開かれる時は、ぜひ、実際に会場に行ってみてください。
また、忌野清志郎のDVDも何枚か出てますし、YouTubeで忌野清志郎、RCサクセション、タイマーズ、HISなどを検索すれば、清志郎の名曲ライブパフォが見られるので、必ずチェックしましょう。
そして、忌野清志郎にとってのロックとは何かを自分なりに考えてみるように。そういうことが、全て業界の就活面接やエントリーシートに活かせるのです。

バラエティー志望者必読!月刊民放のバラエティー特集

今、発売中の月刊民放の5月号に、テレビ・バラエティーはどこへ行く?…という5600字の文章を書きました。
全国の民間放送局が集まって作られている日本民間放送連盟というのがあって、そこが毎月発刊している放送専門誌です。

今月の特集はバラエティーなう。

昨年11月に放送倫理・番組向上機構BLOの放送倫理検証委員会がバラエティーに対する視聴者の意見や苦情を受けてバラエティー制作者に向けて発表した、最近のテレビ・バラエティー番組に関する意見書に関連し、これからのテレビマンはどのような番組作りをしていったらいいかを考察した僕と放送作家・ライターの高橋洋二氏の文章のほか、3月に民放5社のバラエティー制作者50人を集めて開催されたバラエティー向上委員会と題したシンポジウムの速記録、本誌編集長によるBLO意見書はどう受け止められたかなどで構成された特集で、特集と関連してお笑いプロデューサーの澤田隆治氏とドラマの巨匠の大山勝美氏によるバラエティーにもビジョンを…と題した対談も収録されています。
対談まで含めれば34ページにもわたる大特集です。
これは、お笑いバラエティーのディレクターやお笑いマネージャーなどバラエティーに関連した仕事を志望する人にとっては、就活に活かせるネタが詰まった必読の書と言えるでしょう。
こうしたものを読んで自分なりに考えた意見を言えるようにしておくことが、就活に向けて凄く大事です。バラエティー向上委員会の速記録のページに、シンポジウムに参加した民放5社のディレクターとプロデューサーの名前、担当番組名が掲載された一覧表も凄く貴重なものです。
現在の主な人気バラエティーを作っている人たちが勢揃いしており、この一覧表にある名前をWikipediaなどで更に詳しく調べて彼らの仕事について深く把握したうえで、各テレビ局や大手制作会社の就活面接に臨むようにするといいでしょう。
彼らが何を考え、どう発言したかを知ることも出来ます。
入手方法など詳しくは民放連ウェブサイトを見てください。
今回の特集に限らず、月刊民放、GALAC、TBSの調査情報といった放送専門誌は定期的に読んで勉強する習慣を付けておくべきです。
こうしたことをしたうえで就活に臨むのと、ただ好きな番組を見ているだけで臨むのとでは、結果が全く違ってくるのは言うまでもないですよね?

西条ゼミで一緒に頑張って行ける人は、ゼミ内でも回覧、精読会も行います。

アイドル関係志望者必見の秋元康の仕事学のすすめ

今日6日の木曜夜10時25分からNHK教育テレビで、作詞家やAKB48の総合プロデューサーなどで知られる秋元康氏のヒットのコツに迫る番組が4週連続で放送されます。
題して、仕事学のすすめ。アイドルのマネージャーやプロデューサー、レコード会社、構成作家、テレビディレクター志望者は特に必見の番組と言えるでしょう。
1回めの今日はヒットを生み出す企画力、2回めはマーケティングは役立たない、3回めは負けても目立つ自己プロデュース、4回めは仕事の壁は乗り越えるな。
ぜひ、これを機に秋元氏の発想法や企画の立て方を学びましょう。
秋元氏といえば、AKBの前にも80年代半ばに、おニャン子クラブというアイドルユニットをヒットさせた実績があります。
おニャン子以降、女の子のアイドルユニットは何よりも売り出しの仕掛けの上手さが直接成功に結び付くという時代になりました。
おニャン子は特に歌が上手いわけでもない素人の女子高生たちが突然アイドルになってしまう意外性、AKBは秋葉原というオタクの聖地で会いに行けるアイドルという今までにないコンセプトの面白さがヒットのカギだったと思います。
フジテレビほどのメジャーなテレビ局でもおニャン子以降は女の子アイドルユニットを大ブレイクさせるには至っていませんし、エイベックスほどの大きな会社でも女の子アイドルユニットの売り出しにはまだ成功していません。大きな会社がバックアップすれば成功するという簡単なものではないのです。
そこを二度にわたって女の子アイドルユニットでヒットの金鉱を探り当てた秋元氏はさすがと言うべきでしょう。
もちろん秋元氏には、アイドル関係のほかにも、美空ひばりさんの川の流れのようにの作詞や、いくつかの映画の監督など、優れた仕事がたくさんあります。
PHP文庫から出ている企画脳や、86年に扶桑社から出版されたSOLD OUT!!といった秋元氏の著者を併せて読むと、更に勉強になりますよ。
NHK総合やNHK教育、NHKのBS1と2、NHKハイビジョンでは、こうしたエンタメ・マスコミ業界就職志望者にとって凄く勉強になる番組を結構頻繁に放送しています。
エンタメ・マスコミ業界就職志望者はNHK受信料は授業料のつもりでちゃんと払っておいたほうがいいですね(笑)。

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